祝い箸(祝箸)の使い方

┃行事_大晦日┃

貴方は、大晦日に家長がしなくてはいけない事をご存知でしょうか?

大晦日には、家長がしなくてはいけない大切なお正月を
迎える準備で下記の手順で行います。

■大晦日に家長は、お正月に使う祝い箸(祝箸)の箸紙に、
家族の名前を書き記す。
*但し、家長の箸紙には、「主人」と書き記す。

■お正月料理の料理を取り分ける箸には、関東では箸紙に「海山」
と書き記し、関西(京)では、「組重」と書き記す。

■お客様には「上」と書き記す。

■箸紙に柳の両口箸(両細箸)を差し入れる。

■神棚に供える。

★家長が祝い箸(祝箸)の箸紙に家族の名前を書き記す事は、
神様にこれから一年家族をお守り下さいとお願いする意味があります。

★お正月の取り箸の箸紙に「海山」と書き記す意味は、
歳神様に供えた「節供(せちく)」のお下がりを
家族みんなでいただくという神事の名残りで、海の幸、山の幸を
そろえた料理を取り分けるお箸だから「海山」と言われています。

★関西(京)では、取り箸用の箸紙に「組重」と書き記す意味は、
おせちが重箱詰めへの移行があり、壱の重、弐の重、参の重等の
重箱の組重からきたと言われています。

祝い箸の事なら江戸の祝箸から一般的な祝箸まで


jimdo┃行事_大晦日┃
2013/11/21

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お正月の祝い箸(祝箸)の使い方

┃お正月の祝い箸(祝箸)の使い方┃
家長が家族の名前を書き記し神棚に供えておいた
自分の名前が書かれた祝い箸を元旦に使用します。

祝い箸(祝箸)は、使用した後、自分で清めて(洗って)から
箸紙に納めて松の内(元旦~1月7日)、もしくは、
三が日(元旦~1月3日)の間、同じ祝い箸を使います。

上記の期間を使い終えた祝い箸は、小正月(1月15日)の
”どんど焼き”の時に注連飾り(しめかざり)などと共に
祝い箸(両口箸又は両細箸)を氏神様(氏神神社)に持参して燃やすのが
慣わしです。

参考
氏神神社とは、自分が居住する地域の氏神さまをお祀り(おまつり)
する神社であり、この神社の鎮座する周辺の一定地域に居住する方を
氏子(うじこ)と称します。
*元来は、氏姓(しせい)を同じくする氏族の間で、自分達の祖神
(親神)や、氏族に縁の深い神様を氏神と称してしてきた事に由来し、
この血縁的集団を氏子と呼んでいたとの事。
*現代のような地縁的な関係を指しては、産土神(うぶすながみ)と
産子(うぶこ)という呼称があったのが、この地縁的関係についても
次第に氏神、氏子という呼び方が混同して用いられるようになったとの
事。


_jimdo┃お正月の祝い箸(祝箸)の使い方┃
2013/11/27

歳神様(としがみさま)又は、歳徳様(としとくさま)

日本の文化には、古くより歳神様が年の初めに各家庭をおとづれると信じられてきました。

*歳神様(としがみさま)は、歳徳様(としとくさま)とも呼ばれています。

*歳神様は、その年の一年間を司る神様です。

歳神様(歳徳様)【我が家の】
歳徳様(歳神様)

大晦日に家長が来年家族みんなが幸せであるよう歳神様に

お祈りしながらお正月に使う祝い箸の箸紙に家族の名前を書き記しましょう。

jimdo┃歳神様又は歳徳様┃

2013/12/11

┃お箸使いのたしなみ┃

imdo┃お箸使いのたしなみ┃

食事を頂く時のお箸使いには、意外と
知られていない事があります。

お箸使いのたしなみとして

「箸先五分、長くて一寸」

という言葉が昔から言い伝えられています。

お箸は、食事を頂くとき、なるべく箸先を汚さない事が
人としての嗜み(たしなみ)とされてきました。

一寸とは、3.03cm、五分とは一寸の半分。

つまり、食事を頂く時は、お箸の先は1.5cmを使い
食事をいただく事がたしなみですよ。
と教えているのです。
*長くても箸先より3cm迄を使い食事を頂いてくださいね。

是非、来年の元旦のおせちを頂くときから
お箸の箸先を汚さない事を意識してやってみてください。


imdo┃お箸の使い方_お箸使いのたしなみ┃
2013/12/05